マンション管理士の仕事内容(3)
相談の注意点
相談で注意すべき事は、相談内容に関して自分の個人的な考えで答えないことです。
例えば、マンション管理士になったあなたがマンションでペットを飼うことに賛成しているとします。そこでマンション住民から「ペットを勝手に飼ってる人がいて、問題となっている」という相談を受けたとき、あなたが自分の独断で「ペットを飼ってもいいではないか」などとアドバイスするのは、筋違いといえます。
この場合、あなたは管理規約を確認し、ペット飼育が可能かどうか確認する必要があり、ます。それに加えて、実際にペットを飼っている人がどれくらい、いるかなどの現状を加味したアドバイスを行うのです。
もしペットを飼うのが禁止でも、ペットを飼いたいという意見が多くあれば規約を改正するという方法もあります。またペットに関する規定がなければ、規約の根本的な見直しが必要になるかもしれません。
もちろん、問題解決のための結論は相談者に決めてもらう必要があります。それというのも、マンション管理士の仕事はあくまでもアドバイザーであるからです。
もうひとつの注意点としては、マンション管理士は中立の立場でいる必要はないということです。例えば、管理会社とトラブルになったとき、全く中立の立場から意見を述べても、雇い主である管理組合に利点は少ないかもしれません。
弁護士のように、契約をしている管理組合のために仕事をしなければいけません。