大規模修繕工事(2)
定期的・計画的な修繕工事
マンションの劣化を避けることはできませんが、ひび割れを埋めたり、定期的に給配水管などの清掃を行ったりすれば、劣化を最小限に食い止め、建物の状態を維持していくことは可能です。
また劣化が激しくなってから修繕するのと、定期的に修繕するのではかかる費用と時間に差がでてきます。修繕工事とは、常に建物を一番良い状態に保っておくために定期的、そして計画的に行う必要があるのです。
長期修繕計画・大規模修繕工事
管理組合は、基本的な劣化開始時のデータをもとに、どの部分の修繕が必要かといった計画を立てて、その計画に沿って修繕を実施していくのです。ただし、それは外壁なら10年、給排気官なら12年などと、かなり先を見据えて計画を立てることが大切です。
これを「長期修繕計画」といい、実際の修繕のことを「大規模修繕工事」といいます。
長期修繕計画を作成しているのは、大体管理業者です。ただ、管理組合が行うケースも増えてきていますので、管理組合が主体となって長期修繕計画を作成していくことは今後とも考えられます。
管理組合のサポーター
管理組合にとって、経済的な問題や区分所有者間の意見の食い違いや、どの部分をどれくらいのペースで修繕していくかなどをまとめあげ、計画を進めていくのは大変です。
それに、マンションには生活に関する様々な問題があります。住民などの、第三者の目で問題点を指摘してくれる人が必要となってくるかもしれません。
さらに建築士など、マンションのことに詳しい資格者の協力を得ることも必要となってくるため、マンション管理士の知識やコーディネイトの能力が求められるのです。