大規模修繕工事
独立開業を
マンション管理士の資格を取得する理由は人によって違いますが、せっかくならば、ある程度の収入を得たいものです。
しかし、今のところ組織の中におけるマンション管理士の資格は、業務のプラス・アルファを担う部分であり、マンション管理士の業務をメインとして活動できる機会はあまり無いといえます。
となると、マンション管理士をメインの仕事として活動すると決めたなら目指すは独立開業です。ただ、単発の相談を受けるだけでは十分な収入を得ることは難しいものです。
そこでマンション管理士の目標のひとつとされるのが、大規模修繕工事や契約顧問といった、ビジネスチャンスです。
マンションは劣化する
現在建てられているマンションは、主に鉄筋コンクリートでできています。実際にマンションに住んだことのない方からは、鉄筋コンクリートで作られているマンションは丈夫に見え、半永久的に壊れないものというイメージを抱きがちです。
ですが、当然のことながらマンションも年月を経るごとに劣化していきます。そもそもコンクリートは、セメントと砂と砂利を合わせたところに水を加え、それを練り上げたもので浸透性のある材料です。
ですから、乾燥するにつれ収縮し、そこがひび割れとなるのです。そのひび割れが大きくなると雨水などが浸透し、中の鉄筋が錆びてしまい、コンクリートも破壊されます。
それに、屋上の防水機能が低下して起こる雨漏りや、階段・バルコニーなどのさび、給排気管の詰まりなども起こります。
どれだけ、しっかり管理したところで劣化自体を避けることは難しいでしょう。しかし、劣化を放置したままでは進み具合も増していくだけです。