他分野の資格の活用(3)
建築の分野
これから挙げていくのは、マンション管理士の職場であるマンションという建物に直接関わる資格です。
○建築士
建築の依頼を受け、住宅やビルといった建築物の設計や施行管理、建築工事内容のチェックなどを行う国家資格です。1級と2級があり、2級建築士の業務範囲は述べ面積500㎡以下の建造物と定められています。
建物の構造や耐震性、設備面などの知識が豊富になるため、マンションのハード面でのトラブルで大きな力になります。また、マンション管理士のビジネスチャンスである、大規模修繕や長期修繕の計画においても、建築の知識はとても重要です。
建築士の資格があれば、リフォームや修繕を考えている管理組合から、信頼を得やすくなることでしょう。
○宅地建物取引主任者
宅地建物取引主任者は、土地や建物の売買、賃貸借の取引を行うのに必要な国家資格で、不動産業界で必要不可欠といわれているほど、メジャーな資格です。
マンションは売買や賃貸がつきものであるため、マンション取引のエキスパートとして重宝されるでしょう。また、土地建物の価格評定についても詳しくなれるため、マンションを資産ととらえたときに、頼りになる資格ということができます。
○不動産鑑定士
公正な不動産評価と適正な土地利用を図る不動産鑑定、コンサルティング業務を行う国家資格です。
マンションの専有部分の資産価値を鑑定、評価したり、マンション分譲の際の価格査定などをすることができます。マンションの売買を考えている区分所有者、特に投資を目的としている人には頼りにされることでしょう。